ギターと寝る男






























朝起きてギター弾いて
昼起きてギター弾いて
夜起きてギターを弾く。

ギターを抱いて朝寝て
ギターを抱いて昼寝て
ギターを抱いて夜寝る。

あなたにとって
ギターって何?!

そっと
ギターを置いて
そっと
布団を掛ける。

私には
それしか出来ない。

何度も何度も






























何度も
何度も
立ち止まり
何度も
何度も
門の中を
覗く。

何時間でも
ここにいられる
いつでも
ここへ来られる

しかし、
一度も
あの門を
くぐっていない。

いつか、
いつかはね・・・
何度も
何度も
そう思いながら
時間だけが過ぎ行く。

赤い店






























たるんだ昼の顔で
花に
水やりをしていた。

ピエロのような
厚化粧で
夜は
酒を
注いでいた。

抜けた歯に
煙草を挟み
天使のように
笑っていた。

朝には
灰色の小便を
漏らしながら
二階の片隅で
泣いていた。

猫も
泣いていた。

あなたを
抱きしめたい。

わからない・・・
何故か
わからない。

何の為に?































鍵を掛け
鍵を閉め
鍵を外し
鍵を開ける。

何の為に?

鍵を壊し
鍵を無くし
鍵を作り
鍵を変える。
何の為に?

守りたい物が
それほどあるんだね。

守れる物は・・・・・
どこにもいないんだ!

命は、
物ではないけどね。

時計




















秒を刻む

分が進む

時間は・・・

去る。

今となり

永遠に消えゆく。

あなたと

わたしも・・・・・。

さぁ、どうする?