視線Ⅱ





















仕方がない
・・・・・

また
足止めされた。


この小さな
生き物たちは
春から
冬まで
冬から
この先も
ずっと
ずっと
外で暮らすことに
なるだろう。

みすぼらしい
痩せた庭を耕し
自給自足の
日々を送りながら。

たまに会いに行くと
たまに喜んでくれる。

この子たちは
毎日見つめている。

私の知らない
何かを
・・・・・

この子たちは
毎日苦しんでいる。

それが

何か

知りたい。

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