すみません

話してちょうだい!
秋の西日が
幻のように
輝く理由を。

全ての物語を
あなたはご存知でしょう?

借りてきた念仏じゃなく
澄み切ったあなたの瞳で
おしえてください。

私なら
知っていること、
素直にお教えしますけど
残念ながら何も知りません。

季節の神様は毎日忙しいらしく、
私の声など聞いてくれないのです。

今、
どうしても
聞きたいのです。

運命を愛そうともがくとき、
なぜ、
あの美しい西日が
私を睨んでいるのかを・・・。

良い人を装いごまかしても
見すかされています。

きっと、
あれは、仏様の後光です。

美しすぎて怖いです。

雪が降り出したら
雪に隠れて、
「もういい~か~い?」と言ってくれませんか?
私が「ま~だだよ~!」と言うまで、
ゆっくり休んでください。

すみません。



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