何処へ

友達の悲しみの中へ
庭先の枯れ葉の上へ
野良猫の眼の奥へ
逃亡者の背中の後ろへ
失業者のパンの中へ
穴の空いた寒いこころへ・・・・・。
月は
一つなのに、
月は
いつでもどこへでも
誰の元へも行くのです。
神様より愛に満ち溢れているのです。

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