君の声?!

声を掛けられた

「少し休んで行けば!ここにある本、
全部あなたに貸してあげる!」

少女はハンモックを揺らしながら
静かな声で私に言うのであった。

私にはただの壁紙にしか見えない・・・。

時々、うらやましいと思う

無所有、無欲の
人形の世界が。

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