監視者

光る道路、走り去る車、一人もいない通行人。
雨の降る夜、密かに現れる不審者。
私は拳を握りしめ思いっきりぶつかってみる。

私はわかっている。

ぼろぼろになるまで負けてしまうことを。

気圧にやられ眠れず、外ばっかり眺める。
少しだけいい気分だ
少しだけ安らぐ時間だ

外の世界の見えない世界がそこにある。
私の目がそれを探しているのがわかる。

少しだけ賢くなれる瞬間だ・・・・・。

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