氷のキャンドル
















 
タバコが切れた。

丁度、コーヒーもなくなり、
いつもとは違う店まで軽く散歩。

群青色の空を見上げ星をさがした。

星の見えない空は、鳥のいない山。

あっ、思いっきり雪道に足を滑らせ転んだ。

痛い・・・。

あれ!?
なんてキレイな灯! 

雪道の上に座ったまま、
しばらく、氷のキャンドルを眺めた。

誰かさんのお陰で、
心和む今宵。

いつの間にか、曇り空には白いお月様。

雪の降りだしそうな静かな空気。

あぁ~ いい夜だ!

お尻は痛いけど、心のすがすがしいいい夜だ。

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