待ってたよ!

休んだような、休んでないようなお正月。
偏頭痛の続く日々でした。

もっと休みたい・・・でもね、仕事しなきゃ。

重い頭を傾けて職場へ行くと
私の顔を両手で包み
「待ってたよ!ずっと・・・」
ある、お年寄りの方が言う。
垂れた瞼の奥、少しだけ見える瞳。
お婆さん、泣いていました。

私はそっとお婆さんを抱きしめた。
すると、
「おまえさんは誰じゃ?」
えっと・・・「私、誰かしら?!」・・・普通に呟いていたら
お婆さんが私の耳元で囁きます。
「大ばば!おらの大ばば!・・・」

私、何故か嬉しかったです。
しばらく、私(大ばば)とおばあさんは
昔話をしました。
これほどかみあうお話、ただ嬉しかったです。

日々、何もかもが勉強です。
皆さん、立派です。

明日は私、誰になるだろうか!
何でもいい・・・・・。
意外と何にでもなれる自分、驚きですね。

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