靴に捧げる歌

私は、
あなたさえいれば、
何処へでも行けます。

あなたのお陰で、
私の人生は、今の所
何とかやっていけています。

まず、長靴さん!
寒い冬の凍った道から
私を守ってくれてありがとう!

一度も、滑り転ばず
冬を越す事が出来ました。
奇跡に近いです。

そして、作業靴さん!
いつも汚れている場所へ
先頭に立ち、大変お世話になりました。

何度も、挫けそうになった時、
秘密の階段の踊り場へ
私を連れては行き、励ましてくれた事
今も、忘れられません。

最後にスニーカーさん!
もう、お分かりかと思いますが、
あなたと私は、
見えない糸で
結ばれています。

言葉を交わさなくても、
お互いの心を分かっている。
だから、いつも一緒に
同じ場所で立ち止り、
泣いては笑いましたよね!

たかが、靴だと言われても・・・
あなた達なしでは、
まともに歩みません。
強そうに、偉そうにしていても
・・・・・弱い者です。

もっと早めに、
傷んだあなた達を
気遣うべきでした。

安心して下さい。

まだ、まだ、
末永く一緒にいられますので
今後ともお付き合い、
よろしくお願いします。


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