昨日の夢

2年間、地下の世界から出られないという夢を見た。
湿り気のある、狭くて薄汚い地下街、

外に出ようと出口を捜し歩きまわる。
やっと階段を見つけ昇ってみると、シャッターが下ろされていて、
いくら開けようとしてもびくともしない。
後ろから人の足音が聞こえてきたので、慌てて階段を下り、
足音の方向を見回すが誰もいない。

絶対、外の世界へ出るぞ と、あちこち歩き回っていたら、
中年女性が私の方へ近づいて来て言う。
「2年間は、ここから出られませんよ」
・・・・・・・
私は動けなくなった・・・。

目覚まし時計の音がなる。
夢うつつの間、戻れて(出られて)安心する私であった。

私は、ほぼ毎日夢を見る。
覚える時も、忘れる時もあるが、大体、夢の中でも
いつも何処かを歩いている。
非現実的でありながらも、何処か懐かしく、自分の気持ちを
隠す事無く、ありのまま表している。

つかみあいの喧嘩をしたり、やきもちをやいたり、
暴力を振るう夢の時もあるので、
そんな夢から目が覚めた後は、かなり落ち込む。
気付いているような、無いような、自分の内面の嫌な所、
そんな感情が現れたような気がするのだ。

夫と娘に「昨日はどんな夢を見たの?」と聞くと「覚えていない」
の返事が多い。
この間の朝、夫の部屋から、がたりと何かが倒れる音がした。
棚にあるCDがめちゃくちゃ!
夫いわく、サッカーをやってて、いいパスが来たので、
思いっきり蹴ったらしい。

自慢げに、怪我している足の指を見せる。
普段、サッカーなんか全然やってもいないのに
馬鹿だね・・・男は・・・。

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