夏子




















汗ばむ正午
夏子の
新しい人生への
旅立ち。

東南アジア
山岳僻地へ
夏子の
夢が
運ばれる。


「秋の夕日に照る山もみじ
濃いも薄いも数ある中に
松をいろどる楓や蔦は
山のふもとの裾模様・・・。」


大好きな童謡、
もみじを
口ずさみながら
夏子は
夏の緩やかな
小道をのぼる。

夏子!
せめて、
秋に行ってほしかった。

夏子!
忘れずに
必ず
手紙を書いておくれ・・・・・。

幸運を祈るよ!!

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