私です




















飾る

語る

誇る

そして、
自惚れる。

うわべだけの
薄い美学。


聞き飽きた
説教の哲学。


私は
気力を
失いそうだ。

精神を縛る
つまらない鎖、
病のような
偏見の意識を
私は
悲しむ。


私は
私を
真っ裸に
脱がしたいだけ。

もっとも
私らしい、
本来の
哀れな姿でいたいだけ。

誰が
何と言おうと
このまま、
動かないまま、
石のように
いたいだけなのだ。


お願い!

私を
触っても
蹴っても
いいが
品物のように
扱わないでおくれ・・・・・。





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